収蔵紹介

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鳥類

 鳥類の剥製標本には、展示を目的とする本(ほん)剥製と研究のための仮(かり)剥製とがあります。傘(かさ)にたとえるなら、広げた時の状態が本剥製で、たたんだ状態が仮剥製です。標本には、他に鳥卵、雛(ひな)を育てた巣(す)などがあります。展示には、木彫の模型(バードカービング)も使います。
 当館の鳥類標本のうち、まとまったものとしては石沢健夫氏(慈鳥(じちょう)と号した)移譲コレクション(110余種500点を超える鳥卵を含む)があります。石沢健夫氏(1899〜1967)は山形県出身の鳥類学者で、灯台に衝突する渡り鳥の研究がよく知られています。現在では鳥卵の収集は不可能ですので、同氏の最晩年に当館に移譲された標本は極めて貴重なものです。

【和名】アホウドリ
【学名】Diomedea albatrus
 アホウドリ科。翼を広げると2.4mにもなる北半球最大の海鳥ですが、羽毛採取のために乱獲され、現在では伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島の南小島のみで繁殖が確認されていますが、鳥島での保護増殖事業が成功しつつあります。剥製、全長90cm。(1931年、小笠原諸島嫁島)
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【和名】サンカノゴイ
【学名】Botaurus stellaris
 サギ科。山口県では、春と秋の渡りの時に記録されていますがきわめて少数です。山口県版レッドデータブックでは、絶滅危惧IA類にランクされています。剥製、全長69cm。(1974年、山口市阿知須干拓地)
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【和名】トキ
【学名】Nipponia nippon
 トキ科。学名にあるようにわが国を代表する鳥ですが、2003年に国内産のトキは絶滅しました。現在は、新潟県にある佐渡トキ保護センターにおいて、日本と中国が協力しあって中国産のトキの保護増殖事業を進めています。剥製、全長75cm。(1916年、朝鮮半島)
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【和名】オシドリ
【学名】Aix galericulata
 カモ科。繁殖期のオスは、色彩豊かで美しい羽になります。留鳥または漂鳥(ひょうちょう:日本国内を季節によって移動する)です。山口県内では、越冬時期に宇部市小野湖など各地のダム湖で観察されます。剥製、全長47cm。(1987年、山口市)
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【和名】マガモ
【学名】Anas platyrhynchos
 カモ科。オスの頭は緑色っぽい黒色で、首に白い輪があります。胸はぶどう色で、体の色は白っぽい灰色です。メスの体色は地味な褐色で、黒っぽい模様があります。冬鳥として渡来します。剥製、全長59cm。(1985年、山口市)
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【和名】カルガモ
【学名】Anas poecilorhyncha
 カモ科。ほかのカモ類と違って、オスとメスの体色が同じです。留鳥で、夏にみられるカモはほとんどの場合本種です。水辺の草地が本来の繁殖地ですが、よく知られているように市街地でも繁殖することがあります。剥製、全長60cm。(1976年、防府市)
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【和名】トビ
【学名】Milvus migrans
 ワシタカ科。大型のタカですが、意外と体重は軽いようです。漁港の近くでよく見られます。口にくわえた貝を空中で放し、道路に落として殻を壊して食べるという行動が観察されています。剥製、全長60cm。(1985年、美祢市)
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【和名】ヤマドリ
【学名】Syrmaticus soemmerringii
 キジ科。わが国のみに分布し、同じ地域で一年を通して見ることのできる留鳥(りゅうちょう)です。体はキジと同じくらいの大きさですが、オスの尾が長いのが特徴です。生息数は減っています。剥製、全長(尾端まで)120cm。
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【和名】キジ
【学名】Phasianus colchicus
 キジ科。オスの色彩の違いから、ニホンキジとコウライキジの二つのグループに分かれています。ニホンキジは頭から腹にかけて緑色っぽい黒色ですが、コウライキジは首に白い輪があるのと胸から腹にかけて橙褐色であることが特色です。狩猟のための放鳥で、両者の区別がはっきりしなくなってきています。剥製、オスの全長80cm。(1977年、山口市)
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【和名】ナベヅル
【学名】Grus monacha
 ツル科。国内での渡来地は、鹿児島県出水市と山口県周南市のみです。しかし、熊毛町への渡来数は減少を続けており、現在では十数羽となっています。剥製、全長96cm。(1914年、朝鮮半島)
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