収蔵紹介

理工地学植物動物考古歴史天文
天文天文 1.隕石 -1.分類標本 -2.山口県落下隕石2.テクタイト
| 3.天文史料 -1.暦類 -2.古星図 -3.望遠鏡および測器類 -4.天文史跡
| 4.近現代の星図 -1.近現代の星図 -2.近現代の星表
| 5.天体写真 -1.星座 -2.日の出・日の入6.その他

1.隕石


隕石(いんせき)
 地球外からやってきて地球表面に落下した物体を隕石といいます。全世界では毎年いくつかの隕石の発見が報告されています。隕石は惑星のもとになった天体(微惑星)の組成をよく保存していると考えられていて、太陽系の起源を研究するうえで重要な資料となっています。

隕石の分類
 隕石はその構成物質の違いから、鉄とニッケルの合金からなる鉄隕石、岩石を主成分とする石質隕石、岩石と鉄・ニッケル合金が混じっている石鉄隕石の3種類に大別されます。

石質隕石(せきしついんせき)
 岩石を主成分とする隕石を石質隕石と呼びます。岩石の中に小さな粒々(球粒、コンドルール)を多数含んでいるコンドライト(球粒隕石)と、球粒を含まないエコンドライト(無球粒隕石)に分けられます。

コンドライト(球粒隕石(きゅうりゅういんせき)
 石質隕石のうち、岩石の中に小さな粒々(球粒、コンドルール)を含んでいる隕石です。コンドライトは太陽系の起源を研究する上で特に重要だと考えられています。

エコンドライト
 石質隕石のうち、岩石の中に小さな粒々(球粒、コンドルール)を含んでいない隕石です。

石鉄隕石(せきてついんせき)
 岩石と鉄・ニッケル合金が混じっている隕石を、石鉄隕石と呼んでいます。

パラサイト
 石鉄隕石のうち、金属部分にカンラン石(貴石としても使われる美しい鉱物です)の大きな結晶が埋もれている隕石で、切断して研磨すると非常に美しいものです。

メソシデライト
 石鉄隕石のうち、鉱物が大きな結晶として入り込んでいないものです。同じ石鉄隕石でもパラサイトとは違って、細かく砕かれた鉱物と金属が混ざり合っているように見えます。

鉄隕石(てついんせき)
 鉄とニッケルの合金からなる隕石を、鉄隕石(鉄質隕石、隕鉄)と呼んでいます。

オクタヘドライト(八面体晶隕鉄(はちめんたいしょういんてつ)
 鉄隕石のうち、ニッケルの含有量が比較的多い隕石です。表面を研磨して希硝酸で処理すると、金属の結晶の美しいモザイク模様(ウィッドマンステッテン構造)を見ることができます。
ウィッドマンステッテン構造:細長い金属の結晶がモザイク状に組み合わさったような構造で、鉄隕石に特徴的なものです。鉄とニッケルの合金が非常にゆっくりと冷却するときにできる結晶構造です。隕石の母天体の内部で溶融していた鉄やニッケルが、100万年に1℃〜100℃という非常にゆっくりした速さで冷却したために生じたものです。

ヘキサヘドライト(六面体晶隕鉄(ろくめんたいしょういんてつ)
 鉄隕石のうち、ニッケルの含有量が比較的少ない隕石です。同じ鉄隕石でもオクタヘドライトとは異なり、ウィッドマンステッテン構造は見られません。
 

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