トップページ収蔵紹介天文 > 4.近現代の星図・図表 -2.近現代の星表

収蔵紹介

理工地学植物動物考古歴史天文
天文天文 1.隕石 -1.分類標本 -2.山口県落下隕石2.テクタイト
| 3.天文史料 -1.暦類 -2.古星図 -3.望遠鏡および測器類 -4.天文史跡
| 4.近現代の星図 -1.近現代の星図 -2.近現代の星表
| 5.天体写真 -1.星座 -2.日の出・日の入6.その他

4.近現代の星図・図表 -2.近現代の星表

 星表とは、星の名称や位置、明るさなどの一覧表で、天体観測や天文学研究に不可欠なデータブックです。星図は星表のデータを元に作成されます。恒星以外の星雲や銀河などの天体の一覧表も、まとめて星表と呼ばれることがあります。ここでは山口博物館が所蔵する代表的な星表を紹介します。

理科年表
 理科年表は毎年改訂して出版される日本の代表的な理科のデータブックです。この中には明るい星の一覧表が掲載されていますが、これも星表の一つと言えます。3.0等星よりも明るい恒星約140個について、位置や明るさ、スペクトル型、距離、恒星の動きなどが記されています。(丸善刊)
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天文年鑑
 天文年鑑は毎年出版される天文に関するデータブックです。3.3等星よりも明るい恒星、約230個の表が掲載されています。(誠文堂新光社刊)
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天文観測年表
 天文観測年表も毎年出版される天文に関するデータブックです。5.05等星よりも明るい恒星、1,730個の一覧表が掲載されています。(地人書館刊)
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The Bright Star Catalogue(イェール輝星目録)
 肉眼で見える恒星(6.5等星よりも明るい星)、約9,000個を網羅した有名な星表です。恒星の位置や明るさのほか、色やスペクトル型、視差(恒星までの距離)、恒星の動きなどについて詳しく記された星の総合データブックです。1983年には2,600個の星を追加した増補版も出版されました(写真右)。(1982年(第4版)、アメリカ、Yale University Observatory(イェール大学天文台)刊)
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Sky Catalogue 2000(スカイ・カタログ 2000)
 8.05等星よりも明るい約45,000個の恒星の位置や明るさ、スペクトル型、距離などが、600ページに渡って掲載されています。姉妹版として恒星以外の天体(星雲、星団、銀河など)の一覧表も出版されています(写真左)。(1982年、アメリカ、Sky Publishing Corporation刊)
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Bonner Durchmusterung(ボン掃天星表)
 1859年から1886年にかけて、ドイツのボン天文台で作られた星表です。掃天星表とは、空を箒で掃くように広い範囲をざっと観測して、多数の星の概略の位置と明るさを一覧表にしたものです。ボン掃天星表には、北半球(南半球の一部を含む)のおよそ9.5等星までの恒星が、約46万個ほど記載されています。写真の星表は、1993年にNASA(アメリカ航空宇宙局)が再編集して出版したものです(全3巻、約1,300ページ)
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Cordoba Durchmusterung(コルドバ掃天星表)
 1892年から1932年にかけて、アルゼンチンのコルドバ天文台で作られた星表です。この星表はボン掃天星表の南天版で、ボン星表に掲載されていない南半球部分のおよそ10.0等星までの恒星、約61万個が記載されています。写真の星表は、1993年にNASA(アメリカ航空宇宙局)が再編集して出版したものです(全4巻、約1,700ページ)
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S.A.O. Star Catalogue(SAO星表)
 アメリカのSmithsonian Astrophysical Observatory(スミソニアン天体物理観測所)が作った星表で、9等星までの約26万個の恒星の位置が記載されています(全4巻、約2,600ページ)。掲載されているほぼ全ての恒星について明るさも記されています。このSAO星表をもとにSAO星図が作成されました。(1966年、アメリカ、Smithsonian Institution(スミソニアン協会)刊)
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PPM Star Catalogue(PPM星表)
 恒星の位置(Position)と動き(固有運動:Proper Motion)の記載を主目的とした星表で、約38万個の恒星を載せています(全4巻、約3,800ページ)。出版後30年を経たSAO星表の代わりとなることも意図していました。(1991-1993年、ドイツ、Astronomisches Rechen-Institut(天文計算局)刊)
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The Hipparcos and Tycho Catalogues(ヒッパルコス・チホ星表)
 ヒッパルコス星表は、星の位置と明るさに関する精密な星表です。天文観測衛星「ヒッパルコス」によって得られたデータを使い、約12万個の恒星を記載しています(本表全5巻、約2,400ページ)。チホ星表はヒッパルコス星表よりも精度は落ちますが、11〜12等星までの100万個以上の恒星を記載し、デジタル版(CD-ROM)で提供されています。写真は解説編や星図(Millennium Star Atlas)を含む全17巻のもので、チホ星表(CD-ROM)は、17巻に入っています。(1997年、European Space Agency(ヨーロッパ宇宙機関)刊)
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